年頭所感

2026年1月7日

株式会社トライ・インターナショナル
代表取締役社長 田所 史之

 

2026年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶申し上げます。
平素より、株式会社トライ・インターナショナルならびに当社グループの事業に対し、格別のご支援とご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。

世界情勢は引き続き大きな変化の中にあり、国際政治や経済の動向は、日本の産業、そして私たちの事業環境にも少なからぬ影響を及ぼしています。このような時代だからこそ、短期的な変化に一喜一憂するのではなく、中長期的な視点に立ち、社会にとって必要とされ続ける価値を着実に育てていくことが、企業に求められていると考えています。

当社は創業以来、「味噌は日本人の宝物。」という理念のもと、日本の発酵文化、とりわけ味噌が持つ価値を未来へつなぐことを使命として事業に取り組んでまいりました。全国の味噌蔵の皆さまと寄り添いながら、味噌の魅力を現代の食文化へと昇華させる取り組みを続けてきた結果、主力事業である「麺場 田所商店」は、国内外で200店舗を達成するまでに成長することができました。これもひとえに、お客さま、お取引先の皆さま、地域社会のご支援の賜物であり、改めて深く感謝申し上げます。

2026年は、これまでに築いてきた基盤を活かしながら、次の成長フェーズへと歩みを進める一年と位置付けています。
海外においては、北米や南米をはじめとする各地域での取り組みを強化し、日本の味噌文化を世界へ広げる挑戦を加速してまいります。海外での展示会への出展や製造体制の構築を通じて、各国の食文化と調和した形で「MISO」の価値を伝え、世界に根付く食文化として育てていきたいと考えています。

一方、国内においては、「麺場 田所商店」のブランド価値をさらに磨き上げ、地域の皆さまに長く愛される存在となることを目指します。品質、サービス、店舗体験の一つひとつを大切にしながら、“味噌らーめんといえば田所商店”という確かなポジションを築いてまいります。

また、既存事業にとどまらず、第二、第三のブランドの創出や、新たな分野・新たな価値への挑戦にも取り組んでいきます。当社が大切にしてきた「半健半商」という考え方のもと、事業を通じて人々の暮らしや地域社会に貢献し、持続可能な成長を実現することが、私たちの目指す姿です。

日本の食文化を未来へ、そして世界へ。
その歩みを支えてくださるすべての皆さまとの信頼関係を何よりも大切にしながら、誠実な事業運営に努めてまいります。

本年も、株式会社トライ・インターナショナルへの変わらぬご支援、ご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げますとともに、皆さまにとって実り多き一年となりますことをお祈り申し上げます。

創業140年老舗味噌蔵 早川しょうゆみそ株式会社をグループ化
地域味噌文化の継承と発酵産業の未来創造へ
トライ・インターナショナルが伝統継承を実現

トライ・インターナショナルは、宮崎県で140年にわたり、味噌やしょうゆなど発酵食品を製造してきた老舗企業、早川しょうゆみそ株式会社(本社:宮崎県都城市、代表取締役社長:早川 洋、以下「早川しょうゆみそ」)の発行済全株式を取得し、2025年12月15日をもって手続きを完了したことをお知らせします。

これにより、早川しょうゆみそ株式会社は、トライ・インターナショナルグループの一員となりました。本取り組みを通じて、地域に根差した発酵文化の継承と持続的な事業成長を両立させ、次世代への発展を目指してまいります。

早川しょうゆみそ株式会社 https://hayakawa-sm.com/

 

【事業承継の背景】
創業明治18年(1885年)の早川しょうゆみそは、宮崎県都城市に工場を構え、九州独自の麦みそや甘みのある九州しょうゆを140年にわたり造り続けてきました。地域の食文化を支える存在として親しまれてきた一方、味噌・しょうゆ業界を取り巻く環境が大きく変化する中、伝統技術と品質を将来にわたり、維持・発展させていくための方法を模索していました。
当社は、早川しょうゆみそが培ってきた技術・人材・品質への姿勢が、当社の目指す「味噌文化の継承と発展」と高い親和性を持つと考えています。これらの価値を将来にわたって守り、さらに広げていくためには、当社が責任を持って承継することが最適であると判断しました。

【今後について】
本件においては、屋号およびブランド名を継続し、長年受け継がれてきた伝統的な製造技術や品質管理体制を尊重した事業運営を行います。その上で、当社のブランド力や国内外のネットワークを活用し、販路拡大や商品価値の向上を通じて、事業の持続的な成長を図ってまいります。
また、従業員の雇用についても継続し、地域に根差したものづくりを大切にしてまいります。

 

■トライ・インターナショナル代表取締役社長 田所 史之 コメント
「味噌蔵は地域そのものの歴史であり、文化です。本件は単なる事業拡大ではなく、日本の食文化・発酵文化を未来につなぐための責任ある事業承継だと考えています。私たちが、早川しょうゆみそが守ってきたその味を未来につなぐ懸け橋となりたい。宮崎から、日本の味噌文化の新たな可能性を共につくってまいります」

■早川しょうゆみそ代表取締役社長 早川 洋 コメント
「これまで守ってきた味と想いを安心して託せるパートナーに出会えたと感じています。そして、これまでのお客様を守りつつ、社員を守りながら、早川の技術力とトライさんの営業力・販売力を生かして、地元にとどまることなく、日本中に、世界中に早川の商品を広げることが、一気に可能になったことを誠にありがたいことと感謝しています。早川の強みを最大限に生かしながら、これからは社員一同、一丸となって、トライさんの発展に寄与してまいります」

 

<早川しょうゆみそについて>
早川しょうゆみそは、宮崎県に拠点を置き、味噌・醤油および関連調味料の製造販売を行う老舗の発酵食品メーカーです。地域に根ざした麦味噌文化と醤油醸造技術を継承し、家庭用から業務用まで幅広い製品を展開。食品衛生優良施設として厚生労働大臣賞を受賞(2017年)し、FSSC22000や有機JAS認証を取得するなど、高い品質・安全管理体制を備えています。米国輸出に対応可能なFDA資格者も在籍し、国内外に向けた事業を展開しています。

■会社概要

会社名:早川しょうゆみそ株式会社

本 社:宮崎県都城市西町3732

代表者:代表取締役社長 早川 洋

事業内容:しょうゆ・味噌及び関連調味料の製造販売

 

 

 

 

 

京葉銀行グループの成長支援ファンドを通じた資金調達のお知らせ 
味噌文化と健康価値のさらなる創出に向けて

トライ・インターナショナルはこのたび、京葉銀行グループの成長支援ファンドを通じた投資を受け、当社の中長期的な事業拡大および社会的価値創出をさらに推進するため、資金調達を実施いたしました。

当社は創業以来、「世界へ味噌(=健康)を広める」ことを使命に掲げ、日本古来の健康食として受け継がれてきた味噌の魅力を国内外へ届ける取り組みを続けてまいりました。
味噌が持つ発酵・栄養・地域文化の価値を次世代につなぐことで、食を通じた「健康」の拡大を実現することが、当社の根幹です。

今回の資金調達を機に、京葉銀行グループおよび当社がそれぞれ保有する知見を生かし、以下の取り組みをより一層強化してまいります。

・味噌文化の国内外への発信
・海外市場における味噌商品の普及・拡大
・健康価値を高める商品・サービスの創出
・持続可能な店舗運営やサプライチェーンの整備

トライ・インターナショナルは、味噌を通じて健康を広める活動をさらに推し進めるとともに、お客様、お取引先の皆様、パートナー企業の皆様、そして加盟店を含むすべての従業員と力を合わせ、持続可能な未来の実現に貢献してまいります。